オーバーフェンダー修理
最近ブログネタが無いので、ちょっと仕事の事を。
某ドイツ車のオーバーフェンダーの修理でのご依頼です。いつもご依頼ありがとうございます(^^)
出来れば脱着しないで作業してくださいとの事。
↑こんな感じで縁の部分が塗料が浮いてガビガビになってます。
エアブローしてみると…
ガビガビが剥がれて飛んで行きました(笑)
過去にかなり酷く破損したらしく、全体的にパテが盛ってあったんですねー。
鈑金塗装で使うポリエステル系パテは水分に弱いので、ちゃんと処理しないとダメなんです。
と言うことで、脱着確定です!
で、脱着しようとフェンダーとオバフェンの隙間に工具を差し込むと…
あれ?なんか硬い。両面テープとは違う手ごたえが。
なんと、超強力な接着力のパネルボンドで接着されてる(汗)
まあ、外さないと作業がキビしいので破壊覚悟で外すことに(泣)
破壊は免れましたが、縁をパテで作ってあったので、ポリポリ欠けました(泣)
エアロ等の部品をパネルボンドで付けるのは、本当にやめて頂きたいものです…。
パテがボディに付かないように養生し、オバフェンを仮止めして…
ファイバー入りパテをガッツリ盛ります。ホントはFRPで行きたいとこなんですが、色々とありまして…。
ゴリゴリとパテを削り…、仕上げパテ後もスアナが結構あったので…
困ったときのスプレーパテ(笑)
恵宏のガンで。口径が小さいとスプレーパテが出ないんです(汗)
埋まらないスアナは筆さしで。
スプレーパテ塗装終わり。
スプレーパテを研磨後、サフェーサー塗装。
フィッティングを確認。
ボディ側に残ったパネルボンド。取れないんです(泣)
塗装して取り付けて完成〜‼️
もちろん両面テープで付けました(笑)
久々にシビれる作業でした〜💦
でも、両面テープよりパネルボンドで付ける方が面倒くさいと思うのは自分だけかなぁ〜。