Keep Painting!!

日々精進!自動車塗装屋のブログ

3M バーサフロー M-207

かなり久しぶりのブログ💦

 

3Mのバーサフローです。

M-207を入手したので使用感などを。

 

車の塗装作業にM-307は必要無いのでM-207です。

ちなみに、307の方が色がグレーでかっこいいです(笑)

 

自分の仕事場は上下圧送式ブースでは無いので、品物の向きによっては自分が風下になる場合が多いです。

その場合、マスクしてるので呼吸は良いのですが、目が無防備になります。

クリアーをいっぱい塗った時は、目がショボショボして大変でした。

全面形マスクもあるが着脱が面倒でたまにしか使わない

海外のペインターが、バーサフローを使用してるのを見て、ずーっと欲しかったのですが、ついに購入。

使うには、本体以外にも「連結ホース」「レギュレター」が必要で、結構な金額が掛かります💦

まあ、6000シリーズの吸収缶は使い捨てなので、それを考えればどっちもどっちかなと…。

使った感じは、やはり全面形よりはるかに楽です。

もちろん、目への影響は無くなりました☺

「JHV-300」 レギュレターなのにエア流量調整は…。

最初に、「TI型レギュレーター V4」ってのを注文したら、納期未定との事でこちらのレギュレターになりました。

これですが、不良品なのかどうか分かりませんが、エア流量調整がほぼ出来ないので、他に流量を調整するレギュレターが必要でした💦

デカいコンプレッサーを使用してるとこなら全然大丈夫だと思いますが(笑)

ちなみに、これは丁度良いパイプがあれば自作可能だと思います☺

 

塗装した後、目の調子が悪いなーって方には「バーサフロー」おすすめです☺

 

 

アウディA7 内張り外し方

アウディA7の内張りの外し方です。

自分で作業してても忘れちゃう場合があるのでブログに残しておこうかと…💦

 

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まずは、インナーハンドルの周りのアルミパネルを外します。

 

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パネルの前側から外していきます。内張りとの隙間がほぼないので気を付けてヘラを入れます。

隙間が狭いので周りのマスキングテープは、ほぼ意味がありません(笑)

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外れました。

まあまあ強めに嵌っているので、こじって内張りにキズを付けないように気をつけましょう。

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パネル後部はこんな感じです。後部からこじっても絶対に外れません。

パネル外したら、インナーハンドル後ろ辺りにあるネジを外します。

 

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次にスピーカーグリルを外してネジを外します。

スピーカーグリルは手で簡単に外れました。

あとはパワーウィンドウスイッチの下辺りにあるネジを外して、内張りを普通に引っ張れば外れます。

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ネジは3本です。

ちなみにドアミラーの交換は、ハーネスを脱着するのが結構キビしいです。

以上、終わり。

エアホースとエアカプラを替えました。

先日、エアホースとエアカプラを取り替えました。

 

エアホースって実際に使ってみないと分からないのが難点ですね。

そんなにしょっちゅう替える物じゃないですし、webで探しても使用感等はあまりないし、貸出品なんてなさそうだし、サプライヤーさんに聞いてもイマイチだし…。

 

SATAのホースがいいかな?とか、

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↑コレが良さそうかな?と思いましたが、40mもいらないしと思っていたところ、Twitterでフォローさせて頂いてる方のブログで「パートナー」さんと言うサプライヤーの存在を知りました(^^) SNS万歳!

 

早速、webで品物を確認して「2種類あるホースのどちらがおススメですか?」と問い合わせたところ、「ストフレックスエアーホース」がおススメとの事で注文してみました。

 

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パートナー ストフレックスエアーホース STOFLEX9

 

使用感ですが、トヨックスのヒットランホース(内径8.3㎜)と比べた感じですが、太いので重いです。でも慣れれば全然大丈夫かと。

太いですが、結構柔らかいです。

ねじれをいうか、地面でホースがクルクル丸まりはしますがヒットランよりは軽減され、なんというか「クルクル丸まる感じ」が気にならない感じになりました。重いので「ドシッ」っとしてる感じ?

うまく文章に出来ずごめんなさい💦

 

塗装で使うには良いと思います。次もこれにすると思います(^^)

 

ホースを替えるついでに、エアカプラも新品に。

ボタン式のを使ってみたかったので、ダイセンとヤマトエンジニアリングのを比較して、ロータリー機能がついているヤマトエンジニアリングのBLB型に決定。

 

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ヤマトエンジニアリング BLB23-SH

 

最初は、でかいかなーと思いましたが、使ってみるとそんなに気にならないです。

脱着が楽ちんですが、しっかり目に押し込まないとポロっと外れます💦

 

大きさが分かるように、以下画像を。

太さは、カプラ約32.5㎜・ホース17㎜です。

 

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デビルビスのレギュレターにつなげたところ。

 

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イワタのレギュレターにつなげたところ。

 

良い感じのカプラですが、

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↑これが出来ない。

 

自分は極力エアカプラを地面に転がしたくないので、いたるところに100均のマグネットをくっつけて、そこにカプラを引っ付けているのですが、ヤマトのカプラは周りが樹脂なのでマグネットに付きません💦 残念!

 

以上ですが、自動車塗装屋さんのホース選びの参考になれば幸いです💦

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

3Mのり付きペーパー用ファイルをマジックタイプに。

まだまだ暑いですね~💦

 

今回は、3Mスティキットマスターファイル(のり付きペーパー用ファイル)をマジックタイプ(ワンタッチペーパー用)にしちゃいます。

使用するペーパーが、全部マジックタイプペーパーになり、捨てるのももったいないので…。

まあ、作業は全然簡単なんですが…💦

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のり付きペーパー用ファイルです。

 

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普段はこのかるかるファイルのマジックタイプを使ってます。軽くて良いです(^^)


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まずは、貼ってある布?スポンジ?を剥がして…


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良く脱脂・清掃して…


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コレ👆を貼ります。

 

3Mのメカニカルファスナーです。

なぜこれかと言うと、極薄!なんです。

 

3Mのマジックタイプファイルもあるのですが、どうも面が出しにくかったんでマジックペーパー共に使用して無かったんですが、かるかるファイルを使ってからマジック派になりました。

 

ちなみに、メカニカルファスナーの厚さは0.4mmだそうです。

かるかるファイルのマジック面とほぼ同じ厚さです。


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貼り付けました。


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ペーパーを貼ってみました。

ペーパー保持力は問題無いです(^^)


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3Mワンタッチマスターファイルとの厚さ比較。

厚さは半分以下です(^^) これで面出しも大丈夫でしょう…。

 

ご覧いただきありがとうございました!

 

 

自転車フレーム塗装。旧塗膜剥離編

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一昨年くらいに中古で手に入れたDAHON Dove C6 です。16インチの折り畳み自転車です。

フレーム以外のパーツは全部売ってしまいました(笑)

足つけしてそのまま塗ろうとしたのですが、シリコンオフで拭いたら塗膜がベトベトしだしたので全剥離に…。

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剥離剤をペタペタ塗って、スクレーパー等で塗膜をはがします。

はがした後は、水でよく洗います。


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だいたい剥がれました。

次は、前後共にディスクブレーキにするので、リヤブレーキの台座を切り取ります。


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残った部分をキレイに削り、

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塗膜の残りもある程度研磨して塗膜剥離が完了。

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細かい所は塗膜が残ってますが、自分のなので気にしないです(笑)

まあ、エポキシでシールしちゃえば大丈夫かと。


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脱脂後、Cromaxエポキシプライマー840Rを塗装。

1日ほど自然乾燥後、近赤外線で70度程度で5~60分あぶりました。

暫く放置してからサフェーサーを吹きます(^^)

 

ご覧いただきありがとうございました!

 

ヘッドライト クリア塗装

スズキ・スイフトスポーツの、ヘッドライトのクリア塗装のご依頼です😊

 

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劣化具合はそんな酷くはないのですが、まだまだ乗るとの事で、黄ばみ予防としてクリア塗装します。

 

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足つけ後、マスキング。

 

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クリア1.5コート後。

この後、1コートして合計2.5コートします。


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塗装終了。

この後、ブツを取り、全体を磨いて終わりです。

これでライトの黄ばみは、数年は大丈夫だと思います😊

 

ご覧いただきありがとうございました♪